会社は毎年1回決算を行わなければならない
会社は、決められた事業年度の収入と支出を計算し、決算書としてまとめます。
通常は最低でも年に1回決算を行わなければなりません。
事業年度は自由に決められる
会社の事業年度(会計期間)をいつからいつまでにするかは、会社が自由に決めることができます。
最も多い事業年度(会計期間)は4月1日~3月31日(決算日)です。
決して3月決算にしなければならないわけではありません。
事業年度は最長に設定する。
初年度は、会社設立日が事業年度の開始日となります。
何らかの必要性がない限り、最長の事業年度に設定するのがいいでしょう。
例えば、3月に会社を設立した場合、決算日は2月末日(うるう年があるので2月は、2月28日ではなく末日と表記する。それ以外は30日、31日のいずれかとなる)とします。
なお、事業年度は変更することもでき、3月31日が事業年度末で6月30日に決算日を変更した場合、通常通り3月31日に決算をし、6月30日にもう一度決算を行います。次年度からは、3月31日の決算ではなく6月30日が決算日となります。
また、決算は大変な作業ですので、一般的には税理士などに依頼することが多いです。
顧問の税理士が忙しくない時期を決算日とすることも1つのポイントです。