通常の任期
取締役の任期は通常２年以内、監査役の任期は通常４年以内に終了する事業年度のうち最終の定時株主総会までとなっています。
非公開会社は任期を１０年にできる。
非公開会社（株式譲渡制限会社）は、取締役、監査役ともに任期を最長１０年とすることができます。
役員の任期を１０年とすると、変更登記のサイクルが長くなり、登記費用を節約できるというメリットがある反面、役員同士で経営方針が変わるなどして話し合いで解決できない場合、会社経営に支障をきたすなどといったデメリットもございます。
時代の変化等に伴い、取締役等の能力などがそれについていけないなどの場合もあります。取締役等として１０年という任期を満了できるのかを十分考慮して決めるようにしましょう。
